最近Webサイトのドメインとして”www”をつけないことが増えてきた。昔はWebサイトといえば頭にwwwがついているのがほぼお決まりだったのに対し、最近はGitHubやStack Overflowのようにメジャーなサイトでもwwwを省略するサイトが増えてきているのだ。
調べてみると「ドメインにwwwをつけることによってSEO的な差はなくどちらを使っても良い」との情報が見つかるけれども、この情報はどちらかに決めなければならない場合は、あまり役には立たない(どちらかを推奨しているわけではないので)。
今回はそのような中、参考になった情報を紹介したい。
利点と欠点
「www vs non-www」で検索して発見した記事「HTTPS and WWW vs Non WWW: Which is Best to Use?」では、wwwwを付けるメリットとして以下の理由をリストアップしている。
- 理由1: DNSレコードの設定が柔軟製が高い。DNSのCNAMEでリダイレクトする場合wwwが必要となる(はてなブログの独自ドメインの制約もこれらしい)
- 理由2: 静的コンテンツを別サーバーで提供する場合に便利。高速化のため静的コンテンツを提供するサーバーにCookie情報が渡されないようにするためにはサブドメインが必要。
これらの理由はあるもののブログサイトには、大抵の場合あてはまらず、モバイルデバイスなどから入力するのが簡単なwwwなしのドメインを使用を推奨するとのこと。
最近のブラウザでは、wwwがついているドメインでも自動的に保管してくれるものの、やはり単純に短いURLが魅力的かもしれない。
CNAMEの問題はあるけれども。使っている環境で問題なければ問題なさそう。
wwwなしに変更
ということでこのサイトのドメインを”www.srcw.net”から”srcw.net”に変更した。同時に”http”から”https”へも変更した。
旧URLからは自動的にリダイレクトされるように設定したので、アクセスできなくなることはないけれど、ブラウザのアドレスバーの表記は変更される。
次回はドメインからwwwを削除しかつhttpからhttpsに変更するための具体的な手順を紹介する。