PukiWiki 1.5.1対応のシンプルなレスポンシブ対応スキン「sr」を作成しました

Sr

最近DokuWikiを試してみたところPukiWikiにはない利点があることがわかりました。

例えば、画像のアップロードが簡単だったり、テーブルの編集がビジュアルにできたり、標準でレスポンシブデザインに対応していたりなど、いろいろとメリットがあるようです。

ただし自分のサイトでは長年PukiWikiを使用しているし、PukiWikiにはPukiWikiの良さもあって(日本語WikiNameの取り扱いとか)、すぐにDokuWikiに乗り換えることもできません。

ということでとりあえずDokuWikiのメリットでの一つであるレスポンシブデザインをPukiWikiでも利用できるよう、シンプルなスキン「sr」を作成してみました。

以下導入方法を説明します。

srの使用方法

srスキンの使用方法は以下の通りです。なお動作確認は最新のPukiWiki 1.5.1で行いました。

  • GitHubから一式をダウンロードする。
    $ git clone https://github.com/src256/sr.git
  • srディレクトリをPukiWikiのskinディレクトリ以下にコピーする。もしくはFTPソフト等でWebサイトにアップロードする。
    $ cp -a sr ~/public_html/wiki/skin
  • default.ini.phpを編集しsr.skin.phpを読み込む。
    define('SKIN_FILE', DATA_HOME . SKIN_DIR . '/sr/sr.skin.php');
  • 外見をカスタマイズする場合srディレクトリ内にsr-custom.cssを作成する。

標準状態の見た目はPukiWikiのデフォルトスキンとほぼ同じですが、幅を狭くするとワンカラム表示になります。

Sr 1

以下のデモで動作する様子を確認することができます。

またこのサイトで実際に運用しているWikiでもsrスキンを使用しています。

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