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開発環境のMacでHomebrewを利用してPHP 5.6をインストールしようとしてみたところ「php@5.6 was deleted from homebrew/core」なるメッセージが表示されインストールできなくなっていることを発見しました。
調べて見るとPHP 5.6のサポート期間は2018年12月31日で終了しており、それにあわせてHomebrewのphp@5.6も削除されてしまった模様です。
素直にPHP 7系に移行すれば良いような気もしますが、古いPHPで作成したアプリケーションをメンテしたい場合や、単に環境を変えたくない場合、PHP 5.6をインストールしないといけない場合もあると思います。
以下HomebrewでPHP 5.6を無理矢理インストールする方法を説明します。
サードパーティに頼るしかない
Homebrew本体ではPHP 5.6はサポートされていないようですが、検索したところ同じ思いを持っている方がいるようで、以下のような情報が見つかりました。
古くなったHomebrewパッケージをメンテしているサードパーティのtapリポジトリ「eXolnet/homebrew-deprecated」を利用することでPHP 5.6インストール可能な模様。
以下のように実行します。
brew tap exolnet/homebrew-deprecated brew install php@5.6
サードパーティ製なので安全性やセキュリティなどを保証することはできませんが、とりあえず動かせることは確認しました。
HomebrewでPHP 5系が使えなくて困っているという方は試してみてはいかがでしょうか。