わが母なるロージー

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文藝春秋の50%ポイント還元セールでKindle版を購入。「その女アレックス」のカミーユ警部が登場する番外編で、三部作と異なり短い
のでサクサク読めた。

パリで連続爆破事件が発生し、警察に出頭した青年ジャンが爆弾はあと6つあると告白。金と母親のロージーの釈放を要求する。被害を防ぐため、テロ対策班をはじめとした尋問のスペシャリストが手を尽くすが、ジャンは口を割らない。事件を担当したカミーユはジャンの目的が何か別のところにあるのではないかと推測していく。

この作品では、大抵のミステリー作品のように犯人は誰かを探していくのではなく、ジャンの目的が何であるかが最大の争点となっている。母と子の関係性がキーで、正直そこはピンとこなかったが、カミーユやルイといったお馴染みのキャラクターが登場するので読みやすさはある。

「その女アレックス」のような残虐描写はなく(爆破は起こっても人は死なない)、気軽に読める海外ミステリを探している人におすすめ。

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