さくらのVPS風のUbuntu 22.04環境を構築する

S 20230427 140640

さくらのVPSではLinuxディストリビューションとしてDebianベースの「Ubuntu」を選択することができます。

VMware上の仮想マシンとして同じような環境を構築しておき、VPSを変更する前に、手元の環境で確認しておけるようにすると便利です。

以下Mac用の仮想化ソフトウェアであるVMware Fusion上に、さくらのVPS風のUbuntu Server 22.04環境を構築する方法を説明します。

仮想マシンの設定

Ubuntu ServerのISOファイルをこちらからダウンロードします。今回はubuntu-22.04.2-live-server-amd64.isoを使ってインストールします。

S 20230427 132549

環境設定でメモリを2GB、HDDを200GBに変更しておきます。

インストール設定

S 20230427 132613

インストール時の設定は以下の通りです。

  • Language: English
  • Keyboard configuration:
    • Layout:Japanese
    • Variant : Japanese
  • Choose type of install: Ubuntu Server(minimized)
  • Network connection: (VMwareの設定ブリッジを選択して)とりあえずDHCP
  • Configure proxy: Proxy addressは空
  • Configure Ubuntu archive mirror: Mirror addressは空
  • Guided storage configuration: Use an entire disk
  • Storage configuration: そのまま
  • Profile setup: 適当に
  • Upgrade to Ubuntu Pro: Skip for now
  • SSH Setup: Install OpenSSH serverにチェック
  • Featured Server Snaps: そのままチェックなし

キーボードレイアウトで「Japanese」、インストールタイプで「Ubuntu Server(minimized)」を選択するぐらいで、他は別に注意すべき点はないと思います。

ネットワークの設定は初期画面でやってもいいのですが、セットアップが終わってからでも問題ないと思います。