Tag: iPhoneSDK/複数バージョンの共存
最新バージョンのXcode + iPhoneSDK 4 に iPhone SDK 3.1.3を追加する†
参考情報†
- 最新バージョンのXcode + iPhone SDK 4では、iPhone SDK 3.1.3を使ってビルドできないので、新規に追加されたAPIをうっかりつかっていてもできない(コンパイルエラーにならない)。
- 上記リンクで、最新バージョンのXcode + iPhone SDK 4にiPhone SDK 3.1.3を追加するハックが説明されている。
- iPhone SDK 3.1.3用の構成を使えば、コンパイルできるかどうかの確認ができる。
- ただしこの方法では、iPhone SDK 3.1.3でコンパイルすることはできるが、シミュレータで実行することはできない!
- iOS Dev Centerにログインする。
- iPhone SDK 3.1.3をダウンロードし、~/Downloadsに保存する。
- install-iphone-sdk-3.1.3.sh をダウンロードする。
- Xcodeを起動する。
- 「プロジェクト」→「プロジェクトの設定を編集」でダイアログを表示。
- 「構成」タブを選択し、「Debug」を複製して「SDK 3.1.3 Check」という名前にする(名前は任意)。
- Xcodeの左上のリストで、Simulator / SDK 3.1.3 Checkを選択しておく。
- 「プロジェクト」→「アクティブターゲット"XXX"を編集」でダイアログを表示。
- ベースSDKをiPhone Simulator 3.1.3にする。
- 左下のギアのアイコンを押し、「ユーザー定義の設定を追加」を実行。GCC_OBJC_ABI_VERSIONを追加。値は1にする。
- GCC_OBJC_ABI_VERSIONを選択し、ギアアイコンを押し、「ビルド設定条件と追加」を実行。Any SDK、Any Architectureを選択して、値は1にする(?)。
- コンパイルする。iPhoneSDK3.1.3でコンパイルできない場合はエラーになるので修正する。
Xcodeを完全に別々にインストールする。†
参考情報†
- Xcodeのインストール時に/Developer以外の場所を指定すれば共存できる。
- Xcode + iPhone SDK 4 と Xcode + iPhone SDK 3.1.3が完全に別々にインストールされるので、プロジェクトをそれぞれコンパイルし、シミュレータで実行することができる。
- ただし、iPhone SDK4 でコンパイルしたものを、iPhone Simulator 3.1.3で実行したり、その逆もできない。