彷徨える艦隊 11 巡航戦艦レビヤタン (ハヤカワ文庫SF) | ジャック キャンベル, 月岡 小穂 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
シンディックとの境界宙域の星系を理由もなく攻撃した黒い艦隊を追い、ヴァランダル星系内へとジャンプしたギアリーの艦隊は、星系内の監視システムを混乱させ、アンバルー宇宙ステーションを破壊しようとした黒い艦隊をかろうじて撃破した。だが、この黒い艦(ふね)すべてを葬らないかぎり、アライアンスに平和は訪れない。ギアリーは黒い艦隊の秘密基地を突きとめ、破壊することを決意するが……戦争SFの最高峰、第2部堂々完結。
敵はギアリーの戦術をコピーしたAI艦隊。機動力や攻撃力に上回る艦隊を相手にギアリー艦隊は大苦戦する。最終決戦は全滅必死かと思われたのだが…
AIの黒幕ははっきりせず、異星人の謎もわからないまま終了してしまった。種明かしは第3部でということなのだろうか?ギアリーは軍人で科学調査はむいてなさそうなので(登場人物ほぼ軍人だし)、異星文明の謎を解き明かすといったサイエンス展開は難しかったのかも。●●で意志疎通するというアイデアもいまいち納得いかない。
まだ外伝が残っているので気力があるときに読んでみよう。